バレンタイン無くなれ。
すみません、心の声が大きめにでてしまいました。ライターのワカジツ(@wakajitsukohei)と申します。
無駄におしゃれにした自宅で相変わらず記事を書いているのですが、今年もチョコレートをもらえる気配がありません(おしゃれな部屋にも誰も来ません)。
15年連続でチョコをくれていた唯一の存在である「お母さん」という名のお得意様も、ひとり暮らしにより失ってしまいました。
ああ、チョコレートが欲しいなあ……
女性からもらったチョコの数を友達に言いふらして、ちょっとした優越感に浸りながら、食べきれない量のチョコレートを両手いっぱいに抱えたい。
でも、もらえそうな女性に心当たりなんて一切無いんだよなあ。
……待てよ?
先にホワイトデーのお返しを渡しておけば、バレンタインもらえないか?
すでにお返しを渡してるんだったら、相手は贈り物をしないと関係が成り立たない。
しかも人には「他人から何らかの施しを受けた場合に、お返しをしなければならない」と考える『返報性の原理』があるから、絶対にもらえるはず。これは有名なメンタリストさんが言っていたから間違いない。
この理論、確実に成功するのでは……?
ということで、今回の企画はこちら。
ホワイトデーのお返しを先に渡すと、バレンタインはもらえるのか。
今年こそは、絶対にチョコをもらいまくってやるからな。
お返しするホワイトデープレゼントの準備
さて、ホワイトデーのお返しを贈るにはいろいろと準備が必要です。
とにかく多くのバレンタインチョコがほしいので、今回は手渡しに加えてオンラインギフトを多用することにしました。
むしろ手渡しできる女性なんか限られているので、オンラインが主流になると思います。
ということで、ギフト用のメッセージを作成しました。
上司が部下へ送った淡白な業務連絡みたいになってしまいましたが、ぼくの文章力の限界がこれなので仕方ありません。
……ちなみにこの記事はバレンタインに出すことが決まっていて、締め切りが1月31日なんですよね。
つまり2月にチョコをもらったとしてもカウントできないので、バレンタインの期限も断腸の思いで1月30日に設定しました。
ここらへんの断腸の時間配分も、女性陣には察してほしいと思います。
また、期限までに女性に会うかもしれないので、念の為にリアルで渡す用のメッセージカードも作成しておきます。
やっぱりプレゼントにメッセージが添えられていると嬉しいもんね。
ということで、メッセージカードが完成しました。
ちょっとパソコン触りたてのおじさんが作った感がすごいのですが、まあプレゼントもあるし大丈夫でしょう。
さて、どんどんお返しを贈って、チョコをもらうぞ!
実際にホワイトデーのお返しを贈りまくる
最近はネットで気軽にプレゼントが贈れるので、本当にいい時代になったなと思います。
持ちうる限りの人脈をフル動員し、想いを込めて作成したメッセージと一緒に「ホワイトデーのお返し」をひたすら贈り続けました。
贈っている最中に、早速女性から返事が来てる!!
この人には数ヶ月ぶりのメッセージだったのに、すぐ反応があるなんて。
これ、もしかしてかなり効果あるんじゃない?
と思ったら、ワンクリック詐欺かよというめちゃくちゃ失礼なメッセージも返ってきました。この子は断腸の思いでブロックします。
あとなんか「怖い」とか「詐欺」とかめっちゃ返ってきた。
ただホワイトデーのお返しを贈っただけなのにね。
くやしいですが、これもチョコをもらうための試練だと思って我慢我慢。
そして十数人に贈ったところで、給料日前の僕の銀行口座が終末を迎えました。なにこれ。
こうなるともうチョコを食べるしか生きる方法が無くなったので、ふわっとした検証企画が、過激なドキュメンタリーみたいになってる。
ちなみにガチでお金が無いのに仕事の予定が入っていたので、交通費を友達に貸してもらって乗り越えました。
頼む、チョコ(食料)をくれ。
リアルでもホワイトデーのお返しを渡す
オンラインギフトを贈り終えたあと、偶然にも女性とお茶をする予定ができたので、リアルメッセージカードを渡すことにしました。
横にあるチョコは、コンビニで叩き売りされていたやつです。お金ないから。
まあプレゼントは金額じゃなく気持ちなので、とりあえず渡してみます。
カードを見た瞬間、渡した本人の前で絶対やっちゃだめなレベルの不機嫌な顔をされました。
でもたぶん大丈夫。
返報性の原理によってチョコはもらえるはず。
ちなみにリアルカードは無駄に20枚近く作ってしまったので、あまったカードとチョコを街中で配ってみました(想像の10倍くらい受け取ってくれなかったのですぐに帰りました)。
ということで、渡したギフトの数はこちら。
- オンライン:15人
- 手渡し:1人
締切日まで10日近くもあったのに、リアルで会えた女性が1人という絶望。
まあオンラインチョコがたくさんもらえるはずなので、今回はよしとします。
なんせ、もうお返しを渡しているんだからね。バレンタインデーが楽しみだな。
ホワイトデーのお返しを先に渡した結果
鏡の前で熱唱していたら、1月31日(バレンタインデーと記事の締め切り日)が訪れました。
さあ、いよいよ集計の日です。
企画開始から約10日間、預金残高ギリッギリまでギフトを贈り続けました。
果たして、いままでお母さんからしかチョコをもらえなかった非モテ男性に、チョコは集まっているのか。
その結果は!!
うおおお!
ふおおおおお!!
うおおおおおおおおおおおおお!!!
すげええええええ!!!
めちゃくちゃもらえました。
オンラインで贈った15人中、10人からチョコギフトをいただくことに成功。
これはモテ男と言っても過言ではないのでは???
中には贈ったやつより明らかに高いギフトをくれる人もいたので、なんかもうモテ感がすごくてドヤ顔できますねこれ。
まあ中には「記事になりますよね」という名探偵コ○ンばりの的確な推理をしてくる人もいましたが、もらえる率が爆上がりするのは間違い無さそう。
みなさんもチョコが欲しくして仕方のない場合は、先にホワイトデーのお返しを贈ってみてください。
最近だと男性から女性に渡す風習もあるらしいし、そもそも贈り物に性別なんて関係ないから!
(チョコが欲しいという)気持ちを伝えていこうぜ!!
ちなみにリアルで気持ちを伝えた唯一の女性からは、一切返事が来なくなりました。
大いなる力を得るには、なにかを犠牲にしないとダメみたいなので気をつけましょう。
ではまた。