金持ちに聞いた宝くじを当てる方法が非常識すぎた

宝くじの高額当選を一発当ててみたい猫野きなこです。

宝くじを買っても300円当たるのが普通でした。しかしある日、私はお金持ちの人に高確率で宝くじを当てる方法を教えてもらいました

そのお金持ちの人とは、同じ会社で働いていた上司の金子常務です。彼は大手企業を定年退職後に天下りで私と同じ会社へ入社し、常務取締役として働いていました。

金子常務には宝くじの当選金や投資、退職金などで数億円を超える貯金があり、「一生遊んで暮らせるお金は稼いだ」と話していました。家のローンもないため働く必要はないのですが、仕事が好きなので暇つぶしに働いていたのです。

宝くじは彼なりに高確率で当てる買い方があって、面白いほどバンバン当たると嬉しそうに話していました。

その方法はパワーストーンを購入したり保管場所を決めたりする必要はなく、無料で試すことができます。しかし、私には非常識すぎて1度も実行できていません。

今回は金持ちの上司に聞いた「宝くじが当たる買い方」を紹介します。

「宝くじが当たる買い方」を教えてもらったきっかけ

私は金子常務の部下の事務員として働いていました。店が暇な時間を見て必要なものを買いに行く仕事もしていたのですが、準備をしていると金子常務が私に声をかけてきました。

「宝くじをついでに買ってきてくれ!」と満面の笑顔で言われ、私は(何で仕事の買い物に個人的なことを頼まれなきゃいけないんだ)と不満に思いました。

しかし、金子常務はふだんから気が利く人で、部下が困っているとさり気なく助けてくれました。私も忙しくしている時に電話の取り次ぎを手伝ってもらった恩があったため、「まぁついでだしいいか」と引き受けることにしました。

そのことがきっかけで、私は金子常務に「宝くじが当たる買い方」を教えてもらえることになったのです。

宝くじが当たる買い方

金子常務はサマージャンボや年末ジャンボなどの高額当選がある「ジャンボ宝くじ」のみを年に数回買っていました。ジャンボ宝くじは1年間に5回あります。

1.バレンタインジャンボ宝くじ…2~3月
2.ドリームジャンボ宝くじ…5~6月
3.サマージャンボ宝くじ…7~8月
4.ハロウィンジャンボ宝くじ…9~10月
5.年末ジャンボ宝くじ…11~12月

購入する枚数は多くても30枚までにしているそうです。その時は「連番」と「バラ」を10枚ずつ、合計20枚買うように頼まれました。

購入する売り場は高額当選が何回も出ている、会社の近くにある売り場でした。そんなに混んではいませんでしたが列に並んでいたら「せっかくなので自分も買ってみよう」という気分になってきました。そこで私も「バラ」を10枚だけ買うことにしました。車の中に戻ってから10枚ずつ3袋に分けられた宝くじを眺め、一番当たりそうな宝くじを選びました。

宝くじを選んだものの、「残りの宝くじが当たったらなんか嫌だなぁ」と心の底から思いました。

宝くじが当たる買い方ポイントまとめ

・ジャンボ宝くじを買う
・購入する枚数は30枚まで
・連番とバラを両方買う
・高額当選が出ている売り場で買う

宝くじを当てる重要なポイント

会社に戻って金子常務に宝くじを渡す時、「今度から自分で買ってください」と愚痴を吐いたら「それじゃだめなんだ」と言われました。

金子常務の宝くじを当てる一番重要なポイントは、自分より金運が悪い人に宝くじを買ってきてもらうことだったのです。彼はこの方法で宝くじを面白いほどバンバン当ててきたため、毎回ジャンボ宝くじの時期になるとお金がなさそうな人に宝くじを買ってきてもらっているとのことでした。

その言葉を聞いて正直腹が立ちましたが、「なるほど」とも思いました。
金運がない人はついでに自分の宝くじも買う可能性が高く、金運がないので当たりくじを逃してしまうのかもしれません。

「残り物には福がある」とも言われています。この言葉は『人を押しのける欲深い人よりも、争わず遠慮深い人に幸運がある』ということわざです。たしかに、自分の宝くじを選んでいる時の私はかなり欲深かったです。

金子常務の理論でいくと、金運がない人に頼むほど宝くじに当たる確率は高くなります。では、金運がない人とはどんな特徴があるのでしょうか。

金運がない人の特徴と対策方法

私は10年以上接客業で働いてきて、色んな人の家や性格、身なりを見てきました。

生活保護を受けている人もいれば、不動産をいくつも所有している大家さん、高級住宅街に住む医者や国家公務員の人とも仕事で関わってきました。仕事以外でも人物を観察することが好きだったので、たくさんの人の見た目や心理をタイプ別に分析したりしていました。

以上の経験から、金運がない人には5つのいずれかの特徴があります。

私も金運がないほうなので、いくつか当てはまります。もちろん例外もあると思いますが、以下のような人は自分に必要なものが把握できずお金を無駄遣いしてしまうので、稼ぎが良くてもなかなかお金が貯まらないのではないでしょうか。

ものが捨てられない収納下手の人

使わなくなったものを「もったいない」と収納して、必要のないものを捨てられずに取って置く人は多いかもしれません。
しかし、そんなことを繰り返していくうちに、収納スペースやクローゼットはパンパンになっていきます。収納スペースがいっぱいだと「いつか使うかもしれない」と取っておいたものが、いざ使いたい時に見つかりません。

収納下手は『探す時間』と『同じものを購入する』という2つの無駄を招いてしまうため、お金を無駄にしがちです。

必要なものは最小限にして、どこに何があるのか把握できるように整理整頓を心がけましょう。

衝動的にお金を使う人

お店で見かけたものをつい衝動買いしてしまったり、比較せずに最新の家電を購入したり、焼肉や飲酒など高い外食費でいつのまにかお金がなくなっていることはありませんか?

お金を衝動的に使ってしまう原因は、自分でも気づいていない『ストレス』にあるかもしれません。
ストレスを感じるたびに衝動買いをしていれば、湯水のごとくお金は消えていきます。衝動的にお金を使う人は、ストレスの原因を考えて取り除くことをおすすめします。

玄関やトイレが汚い人

収入が少ない人や離婚した人の玄関やトイレは汚いことが多かったです。
風水の話になりますが玄関は「良い運気を招く出入り口」とされ、もっとも重要な場所と言われています。トイレが汚いと悪い気が溜まりやすく、「金運・健康運・人間関係」が特に悪くなるそうです。

風水を抜きにしても、流行っている飲食店はトイレが綺麗だったり、入り口のエントランスが広くて豪華だったりします。お金持ちで幸せそうな家庭の玄関はきれいに片付いていましたし、トイレは明るくピカピカでいい香りの芳香剤が置いてありました。

玄関とトイレを綺麗にするだけで毎日の気持ちが明るく前向きになるので、心当たりがある人はこの2箇所を掃除してみてください。

他人の幸運を妬み不幸を喜ぶ人

同じ立場にいた人が突然成功すると妬んで足を引っ張ったり、不幸を喜ぶような人は心が貧しくお金もない人が多かったです。

「上司の宝くじが当たったら嫌だな」と感じていた私もこれに当てはまりますね。
逆に他人の幸運を心から喜んであげられる人には、人づてで良い情報が舞い込んだり、困った時は周りの人に助けてもらえたりします。

「最近ずっと自分には不幸が続いている」と感じている人は、まずは自分の貧しい心を入れ替え、他人と自分を比べて卑屈になるのをやめましょう。

靴が汚い人

収入が低い人は自分の身なりを気にしない人が多く、特に靴の汚さにそれがよく現れていました。「靴がきれいな人は出世しやすい」とも聞きますよね。ちなみに金子常務の革靴はいつもピカピカでした。

革靴を磨かずに泥がついたままの人や、スニーカーの靴紐が薄汚れている人は物を大切にしません。すぐに壊したり汚したりして、買い換える出費が増える原因になります。

物を大切にしない人はお金の使い方も雑なため、計画的にお金を貯めるということが難しいかもしれません。靴に限らず、自分が気に入ったものを大切に長く使うことは長い目で見ると節約にもなります。

宝くじが当たる人5つの特徴

宝くじが当たる人の特徴として、金子常務の見た目や性格などを紹介します。

いつも笑顔を欠かさない

金子常務はいつもニコニコと笑顔でいる人でした。たまに真顔だったりすると「今日はどうしたの!?」と思ってしまうほどです。

いつも笑顔でいられるということは自分のメンタルを常にうまくコントロールする必要があります。
嫌なことがあった時にずっと不貞腐れているか、気分を切り替えて笑顔でいるかどちらがメンタルの回復が早いでしょうか。「笑う門には福来たる」という言葉もあるように、気持ちをスイッチのように切り替えて笑顔でいたほうが精神的な回復が早く、自然に幸福がやってきそうです。

不機嫌な人がいると周りの人も嫌な気分になり、不機嫌な人の周り全体が嫌な空気で満たされてしまいます。反面、いつも笑顔の金子常務がいると職場の雰囲気全体が明るくなりました。

人に好かれている

金子常務は気が利く人で、自分の立場が上だからと部下を見下しりはしませんでした。
事務員がするような仕事でも積極的に手伝ってくれて、「ついでがあれば一緒にやるよ」と気軽に声をかけてくれました。

常務はもう一人いましたが、仕事をさぼってしょっちゅう職場からいなくなったり、会社の備品を勝手に持ち帰ったり、事務員の肩に手を乗せるセクハラをしたりとやりたい放題で嫌われていました。
金子常務は部下のプライベートな飲み会にも誘われるほどみんなに好かれていましたが、もう一人の常務は飲み会に呼ばれることはありませんでした。

人に好かれてるいる方がいい情報を回してもらえる確率が上がるため、嫌われている人よりも得することが多いでしょう。

耳たぶが大きい

金子常務の耳たぶは七福神の一人である恵比寿様のように、すごく分厚くて大きかったのが印象的でした。福耳は金運がいいとも言われていますよね。

不思議なことに仕事で知り合った不動産のオーナーも耳たぶが大きい人が多かったので、耳たぶが大きい人は金運がいいのかなと感じています。

声が大きい

金子常務の声はいつも大きく、聞き取りづらさを感じることは一切ありませんでした。
声が大きいことは、自分に自信があることの表れだと思います。自分に自信がない人は自然とボソボソと小さい声になってしまいます。

金子常務は他の同僚よりもかなり早く出世できたそうです。仕事でも声が大きい人のほうが信用されやすく、出世しやすい要因の1つになるのかもしれません。

背筋が伸びている

常務の背は低かったですが、常に背筋をシャンと伸ばして姿勢良く仕事をしていました。猫背の人よりも、背筋が伸びているだけでその人の印象は格段に良くなります。

年をとった人は背筋を伸ばすだけで若々しく見えます。逆に若い人でも猫背でいると性格が暗そうに見えたり、老けて見えてしまうなど見た目で損をしてしまいます。

このように心がけ次第で見た目の印象は変わってくるので、耳たぶ以外のことは試しに実践してみると金子常務のように運気や金運が上がってくるかもしれません。

宝くじの当選結果と当たった時の対応

金子常務の買い物のついでに購入した宝くじの当選結果ですが、なんと!3,000円と300円の合計3,300円が当たりました!

いつも300円当たるだけのマイナス2,700円よりも結果はよかったのですが、300円しか儲からず微妙でした。「そういえば常務は宝くじ当たったんだろうか」と思い、恐る恐る聞いてみることにしました。

宝くじが当たった時の正しい対応

金子常務に「宝くじの当選結果どうでしたか?」と尋ねると、彼はいつもの笑顔で「全部ハズレたわ~」と答えてくれました。

いつも仕事を手伝ってもらっているのにも関わらず、心の中でホッと安堵する自分がいました。半笑いの笑みを浮かべる私に金子常務は笑顔で「また今度も頼むな!」と言って自分の持ち場へ戻って行きました。
ここで私は妙な違和感を覚えました。もし宝くじがハズレていたら、また私に頼むよりも他の金運がなさそうな人に頼んだほうがいいのではないでしょうか。

本当は金子常務の宝くじは当たっていて、無用な恨みを買わないためにハズレたふりをしているのではないかと私はずっと疑っています。
次のジャンボ宝くじの発売日も買い物を頼まれたのですが、さすがにもう嫌だったので断りました。すると金子常務がすごく残念そうだったので、私の疑いは確信へと変わりました。

もし、宝くじが当たっていた場合、社員の間で噂が広がって当選金にたかられる可能性が高いです。当選しても買ってもらった人に「宝くじは当たらなかった」と答えるのは正しい対応だと思います。

宝くじを当てる方法まとめ

金子常務に聞いた宝くじを当てる重要なポイントが「金運がない人に買ってもらう」ということでしたが、私には非常識に感じて結局一度も実行できていません。

私は上司に日頃の恩があったので宝くじの買い物を引き受けましたが、他の人だったら「絶対に嫌だ」と断っています。もし買い物を頼むなら日頃から恩を売っておくといいかもしれません。普通にいきなり頼んだら相手から嫌われる可能性が高いからです。

あなたの周りにも金運がなさそうな人はいませんか?今回紹介した金運がない人の特徴以外にも仮想通貨に手を出して大損していたり、お金がないといつも言っていたり、毎日飲み歩いている人などは金運がなさそうです。

もしこの方法で宝くじが当たった人がいたら、たかりに行くので是非教えてください。

著者 : 猫野きなこ

猫と暮らしながら趣味でお絵かきしてるライターです。ブログでは過去の体験談漫画やダイエットレシピを公開しています。

Twitter : @kinako22neko

Blog : きなこ猫のスッキリ生活