こんにちは。新幹線が大好きな息子(3歳)を育てながら、普段は育児イラストや広告漫画を描く仕事をしているさゆ吉と申します。
突然ですが、私と主人は引きこもり体質で、旅行をほとんどしない夫婦です。イラストやゲーム、アニメ鑑賞など、趣味が二人揃ってインドアなものばかりなので、息子が産まれてから一度も旅行したことがありませんでした。
そんな旅慣れしていない私ですが、先日プライベートで東京に行く用事があったので、「そうだ!どうせなら息子も一緒に連れて行って、本物の新幹線を見せてあげよう!!」と思い立ちました。
この記事では、そんな旅慣れしていない私がやってしまった、旅行の失敗談を書いていきたいと思います。
3歳の息子も子ども一人で予約をしてしまった
私は大阪に住んでいるので、一人なら東京でも日帰りで帰ってこられるのですが、3歳の息子も一緒に行くとなるとホテルに一泊しないとキツイです。なので、
「子連れだとたくさんは歩けないし、とにかく駅から近くて交通アクセスに便利なホテルを探さなくては!」
という考えからホテルを探すことにしました。
WEB上でホテルの予約をしたのですが、申し込むときに「予約人数」という欄があったので、「大人一人、子ども一人」にして申し込みました。
「息子は3歳だけど、幼児になるのかな?でも、申し込み欄に幼児なんかないし……子どもでいいか」
少し疑問に思いましたが、駅から近いホテルでしたし、その時は特に調べる事もしませんでした。
「添い寝」というシステムがあるのを知らなかった!
「添い寝」とは……幼児の子どもが食事・寝具不要の場合、子どもの料金は無料になるシステムのこと。
食事無しで、寝る時は大人と一緒にベッドや布団を利用することを宿泊業界では「添い寝」と呼ぶそうです。
ホテルによっては、小学生以下の子どもであれば「添い寝」という形で宿泊料金が無料になるところがあり、私が申し込んだホテルにも添い寝システムがありました。それにも関わらず、私は知らずに子ども料金を支払ってしまいました。
気付いたのは、旅の前日。
持ち物の用意をしている際、「そういえば、ホテルのアメニティって何があるんだろう?」と気になり、いろいろ調べている中で、そのホテルに添い寝システムがある事実を知ったのです。
「そんな~。添い寝システムなんて初めて知ったわ。事前に知っていたら、大人一人分で申し込んだのに……!子ども一人分の料金、損しちゃったよ……」
申し込む時はホテルの公式サイトを隅々までチェックしよう
「添い寝システムを知らなかった為に、本来なら無料であるはずの子ども料金を支払ってしまった」
これは、私が事前にホテルの公式サイトを隅々までチェックしていなかったから起こってしまった失敗です。多くの人は、気になる点や分からない点があれば、公式サイトを調べたり電話で聞いたりしますよね。
今回の旅は、私のプライベートな用事と「息子に新幹線を見せてあげたい」という二つの目的があったので、ホテルに関しては「とにかく、駅から近くて交通アクセスに便利なところ」という立地条件しか重視しておらず、そこまでチェックしていなかったのです。
子ども料金とはいえ、本来なら無料になるはずの料金を支払ってしまったのはかなり悔しい。だから私は、返金して貰えないかチェックイン時にホテル側にダメ元で聞いてみました。
すると、大変ありがたいことに差額分を返金してもらえたのです!
(ありがとうございます。本当に助かりました……)
ただ、今回は返金してもらえたとはいえ、ホテルによっては対応して貰えない所もあるかもしれませんし、受付の人にも手間をかけさせてしまったので大変申し訳ない事をしました。
今後は、宿泊予定のホテルの公式サイトを隅々までチェックしようと心に誓った私でした。
ホテルの食事面でも失敗してしまった
次の日の朝食はホテルの外に出てファーストフード店に入るか、コンビニで軽食を買ってきて済まそうかな……と思っていたのですが、私達が泊まったホテルにはオプションで朝食バイキングがありました。
「焼き立てのパン食べ放題!」というキャッチコピーと、美味しそうなパンやフレッシュジュースの写真が載っているポスター。
「焼き立てパンなんて滅多に食べられないから申し込んでみよう!バイキングなら息子も楽しめるだろうし」と、軽い気持ちで朝食バイキングを二人分申し込んだのです。
「明日の朝ごはんは、ホテルのレストランで食べようね」
と息子に伝え、その日は眠りにつきました。
朝は、比較的早起きの息子と私。この日も6時頃には二人とも起きていて、朝食バイキングは7時からだったので、私達は7時半頃にレストランに向かいました。
でも、それが大失敗でした。
平日、駅から近いホテルという事もあり、レストラン内は出勤前のビジネスマンだらけ!席も混んでいます。ちなみに、ファミリー層どころか子どもは一人も居ませんでした。完全に私と息子は浮いている状態です。
私は内心「しまった~!来る時間帯を間違えた!」と後悔したのですが、お腹を空かせた息子は「ママ、早くレストランに入ろう!」と言ってきます。
息子はバイキングが大好きなので大はしゃぎ!レストラン内を走ろうとして、それを慌ててとめに入ろうとした私はビジネスマンとぶつかってしまいました。
「チッ。こっちが通るの待っておけばいいのに、考えて行動せえ!」と文句を言われ、落ち込んでしまいました。
「えっ!?ちょっとぶつかっただけなのに……でも、悪いのは私だしな」とすぐに謝ったのですが、しばらく横でブツブツ何か言っていたので、私は怖くてロクに食事もせず、すぐにレストランを出てしまいました。
「お金を払ったのにこんな嫌な思いをするなんて……。不注意だった自分が悪いとはいえ、こんな事ならコンビニでパンでも買って、大人しく部屋で食べれば良かった」
たまたま気の短い人にぶつかってしまっただけだと思いますが、やはり小さい子を連れての食事は周りに配慮しなければならないなと感じた出来事でした。
下調べが全然足りてなかったと反省した旅行でした
初めての息子との旅行。総合的に見ると楽しい事の方が多かった旅になりましたが、添い寝システムといい朝食バイキングといい、ホテルに関しては自分の予想能力と下調べが足りなかったせいでたくさんの失敗をしてしまいました。
「もっとホテルの公式サイトを隅々までちゃんとチェックしておけば良かった」「駅から近くてリーズナブルな値段・平日なんだから、ビジネスマンが多いのは想定できたのに……」
大事なお金を使ってホテルに泊まるのだから、せっかくならお得に、気持ちよく過ごしたいですよね。だから私のように旅慣れしていない方は、入念に下調べすることをおすすめします。
<編集 池田繁孝(@shigetaka_1988)>