皆さんこんにちは、新・ぜんそく力な日常という絵日記ブログを運営している碧乃あか男と申します。
今回、皆様に紹介するのは、妻の出産に立ち会った時の体験談になります。
今から16年前の3月のある夜の事……
「ねーもしかして生まれるかも……」
出産予定日を迎えたばかりの深夜一時頃、僕は妻に起こされました。
前日の夕方頃から陣痛のような症状が出ていた妻、時間が経つにつれて、痛みが増してきたそうです。
すぐにかかりつけの病院に電話すると、一応連れてきて欲しいという事で、そのまま入院&出産する事も想定し、事前に用意していた入院セットとビデオカメラを持って病院に行きました。
病院に着き駐車場に車を止め、病院の玄関の前で記念写真をパシャリ!

初出産を控えているのに何故か余裕な妻。
病院に入り、助産師さんに診てもらい、そのまま入院する事になりました。
着替えを終え、分娩台の横のベッドで待機する頃には、妻の陣痛も強くなっていました。
「ご主人、奥さんの背中をさすってあげて!」
そういうのは、今までに何千人何万人もの赤ちゃんを取り上げたという、カリスマ助産師さん。
僕は慌てて妻の背中をさすりました。

妻が陣痛で苦しみ出したら
さす、さす、さす…
少し間を置いて

そして……


時間はすでに深夜3時……
背中をさすりながらウトウトしては、手が止まり、妻に怒られていました。
そんな時間が暫く続き、明け方頃になり、いよいよ分娩台に。
僕は慌ててビデオカメラを用意する!

助産師さんに注意され、ビデオカメラは一旦隅に置きました。
陣痛もピークとなり、妻に励ましの言葉をかける!
助「先生、そろそろお願いします!」
病院内に住む医院長先生を電話で呼び出します。
そして数分後……

助産師さんに言われ、慌ててビデオカメラの準備をしました!
助「ご主人早く!」
そうは言うがビデオカメラって、電源入れても数秒間は待機状態になっているので、すぐに録画を始められない…

録画が開始された瞬間!

ギリギリセーフ!
長女の誕生です!
無事に我が子が生まれた嬉しさで涙する妻……
しかし妻は、この時少し思っていた事があって

実は妻は、僕がビデオでもたついている間に、「(赤ちゃんが)出る!」って感覚があったのですが、その瞬間、助産師さんに赤ちゃんを押し戻され、手で抑えられている感じだったそうです。
そして僕のビデオカメラの録画が開始されたのを確認して、手を離し無事に出産となったみたいなのです。
生まれた瞬間を撮らせてくれた助産師さんには感謝ですが、妻にとっては、生まれた赤ちゃんを戻され抑えられて、痛い時間が長くなり、ちょっと複雑な気持ちになったそうです。
ちなみに病院の先生は、出産には間に合わず、生まれた数分後に大あくびをしながら起きてきました。

地元で有名な産科の名医らしいのですが、どう見てもただのおじいちゃんでした……💧
ちなみに次女の時は、昼間の診療時間内での出産だったので、立ち会う事はできませんでした。
真夜中の出産でめちゃくちゃ眠かったですが、真夜中だからこそ立ち会え、我が子が誕生する瞬間を見れるという、とても貴重な経験をしました。
そんな長女も立派な高校生として、青春を謳歌しております。
以上で僕の話は終わりです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。