一年の計はスタートダッシュにあり!時間管理で去年よりも良い年にしよう!

はじめまして、くらふとと言います。食べ歩きの漫画「ゆかい食堂」や、アナログゲーム紹介漫画「ゆかいゲームス」、より良い生活を考えるための漫画「ゆかい生活」などを描いています。

年が明けて、一年の予定を考える人も多いかと思います。今回は、より良い一年を過ごすための時間管理について考えてみました。

毎日をより良く過ごすには、限られたリソース(資源、時間とお金)の管理が重要です。そして、中でも時間の使い方こそが一番大事だと思っています。

今回はスケジュール管理についてのポイントをまとめていますが、他にも方法は色々あって、筆者自身の経験からの一例であることはご了承ください。

この記事はスケジュール帳の使い方について書いていますが、アナログ(手帳)とデジタル(スマホ・PC)のどちらでも通じることです。

この手の話題に、紙とデジタルのどちらを使うか?という悩みはいつもついてくると思います。

自分としては

「どちらでもいい。ただし、『何かあったらここを見る!』というものを決めておく」

という方針をおすすめしています。

手帳の今週分のページでもいいし、常に使っているアプリや自分宛てのメールでもいいでしょう。自分の場合は“一覧性”と”速さ“を決め手にして、紙のスケジュール帳(A5)を使っています。

バーチカルタイプのノートは開くとちょうど一週間分になり、ひと目で時間が把握できるので便利です。その上で、何か一時的なメモやタスクがあると付箋を貼っています。

別のノートに書くなど色々試しましたが、どこに何を書いたかなど、メモの散逸を防ぐには「このページを見る」ことを決めるのが一番だと思いました。

スケジュール帳には、「予定」と「記録」の2つの役割があります。なので、やるべきことを忘れないよう書くとともに、何をしたかをスケジュール帳に残しておくことも重要です。

人間の記憶力はあてにならないので、ちょっとしたことでも書いておけば、後々見返したときの貴重な記録になるでしょう。自分の場合、ここ5~6年は“食べたもの”と“読んだ本”についてのメモが残っています。

仕事の記録を手が空いているときに見返せば、次に何かするときの参考になるので、ちょっとしたことでもスケジュール帳に書いておくことをおすすめします。


「手帳術」に関する本はいろいろありますが、それらの本で時間の使い方について書いてあることは共通しています。

共通しているのは、

  • 使う時間を先に埋める
  • やることを書き出す

の2点です。

やらなければならないことが押し寄せて、何も考えられず、順にこなしていこうにもわけがわからなくなってしまう人もいると思います。

それを防ぐために、どの時間に何をあてるかを決めておくというものです。つまりは「時間割」です。

重要なのは、他の人の時間を使うところ(打ち合わせなど)を最優先するという点です。自分一人でのことなら変更はしやすいですが、他の人が関わるところはそうはいきません。

タスクの書き出しについては、まずやることをすべて、それこそゴミ出しや買い物、洗い物レベルのことから書き出します。その上で時間を考えながら優先順位をつけて、やり終わったら消していきます。

「やることを書き出す」「優先順をつける」「完了後は削除する」を繰り返すことになるので、進捗がすぐに分かるよう付箋を有効活用すると良いでしょう。

予定を立てる最大のコツは、「自分を信用しない」ことです。ものごとは予定通りに進まないし、作業も時間通りに進むとは限りません。

「これくらいなら大丈夫」「明日の自分に任せよう」といった考え方になりがちな人は、無茶な予定を立てず、自分を信用せず、悲観的に予定を立てましょう。

時間とお金の共通点は、「知恵をひねって抽出する」という部分です。時間を工夫することにより、大きく稼げる可能性があります。何より時間があれば、新しいことにチャレンジできる可能性が広がります。

「やりたいことがあるのに、時間がないからできなかった」

2019年がそんな年だったのであれば、2020年は時間管理で良い1年にしていきましょう!

著者 : くらふと

漫画家・イラストレーター。食べ歩き漫画「ゆかい食堂」「ゆかいなお役所ごはん」(単行本発売中)や、Web連載「ゆかい生活」など

Twitter: @craft_kim

Blog: 「ギャラリークラフト」

<編集 池田繁孝(@shigetaka_1988)>