材料はすべて100円ショップ!DIY初心者でも簡単に作れる「3WAYサイドテーブル」

はじめまして。私、ガンプラや4コママンガ、DIYなどを題材にして、“つくりびと”としてものづくりブログ『つくりびとな日々を』を書いている“すてでぃ”と申します。

今回はソファやベッドでくつろいでいる時に、スマホや飲み物を置くのにちょうどいいサイドテーブルを作成したのでご紹介したいと思います。

このサイドテーブルは『3WAY』で、①リモコンや飲み物を置くリビングのサイドテーブルの他に、②スマホや目覚まし時計を置く寝室のサイドテーブルとしても使えて、使用しない時は③壁際に置いて収納ボックスとしても使用可能です。

さらに使用する材料はすべて100円ショップで揃うので、ホームセンターまで足を運ぶ必要がなく、費用も約1,000円に抑えることができます。

作成方法もハンマーでクギが打てれば問題なく作成できるので、ちょっとしたサイドテーブルが欲しい人や、自宅でできる新しい趣味を探している人に是非オススメしたいDIYです。

まずは「寸法」を決めておく

まずは作成したいサイドテーブルの大きさを決めるために、実際ソファに座ったりベッドに横になったりして、「どのくらいの高さがいいか」「どのくらいのテーブルの広さがいいか」をイメージしましょう。

サイドテーブルの高さや広さが決まったら、忘れずに寸法のカットミスをしないためにも、紙に書いておくといいですね。

今回私が作成するサイドテーブルの大きさは、下のスペースに雑誌が入るように幅30cm、奥行き25cmにして、高さはベッドに届くようにしたので30cm(キャスター含む)にしました。

次に「必要な材料」を用意する

①  板材(長さ45cm×幅25cm×厚さ9mm):150円×3枚
②  水性ニス(メープル):100円
③  スチール金具L字(4個入り):100円×2個
④  キャスター40mmロック付(2個入り):100円×2個

合計:約950円+税
※ ②について、今回私は水性ニスを利用しますが、ニスの代わりにペンキに変更して好きな色に塗るのもオススメです。

今回は、上記の材料の他に「釘・ビス・ボンド」を使用して、道具は「ハンマー・紙やすり・プラスドライバー・ハケ・ニスを入れる小皿」を使用しました。

これらは自宅にあったものなので、今回は材料費に含んでいません。とはいえ、これらの材料と道具もすべて100円ショップで揃うので、追加で必要になったとしても費用を抑えることができます。

①板材カットおよびニス塗り

材料がそろったら、事前に決めた寸法に合わせて板材をカットします。

《左側、中央の木板》
縦32m×横25cm:2枚(テーブル上側、下側)

《右側の木板2枚》
縦22cm×横25cm:2枚(テーブル側面)

そのままでも組み立て可能ですが、木板の表面がザラザラしてトゲなどで怪我をしてしまう恐れがあり、仕上がりが安っぽく見えてしまいます。

ここでニスを塗ることにより木板の表面を保護することができ、木板の腐食を抑えて仕上がりが綺麗になるのでオススメです。

②板材同士を組み立てる

板材に塗ったニス(もしくはペンキ)が乾いたら、サイドテーブルの組み立てにうつります。
まずは強度を上げるために、接合部分にボンドを付けます。

接合後、ボンドがはみ出ても透明になるので気にしなくて大丈夫です。(透明でもはみ出たボンドが気になる方は、ちり紙等で拭き取って下さい)

次に、釘でしっかりと板材同士を打ち込みます。
打ち込む場所ですが、私の場合はまず両端を打ち込み、次に等間隔になるように真ん中に打ち込みます。真ん中と端の釘の間隔が広ければ、その間にまた等間隔に打ち込むと強度が上がるのでオススメです。

釘を打ち込んだ後に、下側の木板から釘がはみ出ていないか必ず確認して下さい。(はみ出ていると釘の尖った部分がむき出しになってしまい、怪我をする恐れがあります)

③4つ角を補強する

今回の木板は厚さが9mmと少し薄い木板を使用しているので、内側にL字の金具を8個取り付けて強度を上げます。

使用する木板の厚さが12mmや15mmなど、ある程度の厚みがあり、テーブルを作成しても強度が保てそうなら、L字金具は省略してもいいかと思います。

これでかなりしっかりとしたテーブルができました。

④キャスターの設置

土台が完成したら、いろんな場所で利用できるように「ロック付きのキャスター」をビスで止めます。

4つ全て取り付けたら作業終了です。

⑤「3WAYサイドテーブル」の完成

材料はすべて100円ショップのものですが、L字金具で強度を上げたので、しっかりしたテーブルが出来上がりました。

上側にはスマホや文庫本など、下側には雑誌などの大きな本を置くことができます。また、ロック付きのキャスターを使用しているので、ソファやベッドの横に置く時はロックをして、移動したい時はロックを解除すれば簡単に移動ができて便利ですね。

「3WAYサイドテーブル」の使用例

1、リビングでコーヒーや雑誌を置くスペースに

リビングに置けば、ソファに座ってテレビを観ながらコーヒーを飲んだりお菓子を食べたりできるサイドテーブルになります。

下側には大きめの本や雑誌などを置けるので、ちょっと読みたい時に、サッと手に取ることができますね。

2、ベッドサイトでスマホや飲み物を置くスペースに

ベッドの横で手の届く所に置けば、スマホや目覚まし時計など置くことができるサイドテーブルになります。

下側にはティッシュボックスや小さいゴミ箱、夏場は虫よけ製品など置くと、わざわざベッドを出て取りに行かなくて済むのでとても便利ですね。

3、ウォールサイドに置くと本やフィギュアを飾れるスペースに

サイドテーブルとして使用しない時は、壁際に置き上側にはフィギュアやガンプラなどの好きなものを飾り、下側には漫画や小説などを収納することができます。

ここ最近は家にいることが多いと思いますので、家でゆっくり映画を観たり、ちょっとした物を置いたりしまったりしたい時に使える「3WAYサイドテーブル」を作成してみてはいかがでしょうか。

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著者 : すてでぃ

プロフィール_すてでぃ様

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