漫画家をめざし漫画賞に応募 ~ 闇の部分を見た

こんにちは、にーちです。

わたしは子供の頃から絵を描くのが大好きで漫画を読むのも大好きで、漠然と漫画家さんに憧れていました。

同じように憧れていた方、目指している方も多いのではないでしょうか?

今回はそんな漫画家への夢と闇についてお話したいと思います。

夢と希望にあふれた「漫画賞」

漫画家さんになるにはいろんな方法があると思います。

〇雑誌の漫画賞に投稿する

〇出版社に持ち込みをして自分の漫画を編集の人に見てもらう

〇アシスタントをするとかスカウトされるなどなど。

その中でも「漫画賞」というのは一番身近なところにあった手段でした。

 

「第〇〇回:△△漫画大賞」

みたいなやつが、購読していた漫画誌に必ずあったんです。

このコーナーがひそかに楽しみで楽しみで。(o´艸`)

見る専門だったんですけどねw

・グランプリ

・準グランプリ

・優秀賞

・佳作

・Aクラス~Cクラス

このような賞が用意されてて、それぞれに見合った「賞金」もありました。

大きな賞だと50万円~100万円という超高額な賞金が用意されていて。。。

若干13歳前後の方が受賞し数十万という大金をGETしているのを見たこともあります。

 

なんて羨ましい。。。!!

 

いや、別に賞金目当てなわけじゃないですよ。。。

中学生くらいで数十万ってとてつもない額なわけですから!

この歳になってもそんな大金目の前に積まれたら文字通り目がくらみます(^p^)

 

。。。そんな漫画賞。

だけどわたしは少しだけショックな話を聞いたことがあります。

美味しい話には裏があるのかもしれません。。。

 

漫画家デビューが決まっているのに漫画賞に応募!それってどういうこと?

まさかのヤラセー!!\(^o^)/

 

夢壊された方すみません!

わたしもショックだったので同じ気持ちになってもらいたい。。。(おい)

この編集の人はものすごーくサラッと、悪びれもせずにおっしゃっておりました。

あまりに普通に、しかも無関係の人間に言っちゃうので、もしかしたらよくあることなのか?と錯覚してしまいました。

(そしてそれと同時にその出来レース話を飲んだ元友人にも、若干の不信感が芽生えました。。。)

 

あ、あくまでこの知らない雑誌の知らない漫画賞のお話です。

ほとんどの漫画賞はそんなことないと思ってます。

だってそんなん怖すぎますもん。

さすがになんか法律とか違反してたりせぇへんの?そういうのって。知らんけど。

 

昔某水〇ヒロさんが小説で賞を取ったときも「出来レースだ」なんて噂がありましたね。

結局噂で終わった記憶なんですが、わたしはないと信じたいですね。。。

 

ちなみに出来レースに賞金は出るのか?

漫画の中で質問した「賞金は出るのか?」という問いへの回答ですが。

 

賞金は出ないとおっしゃってました\(^o^)/

 

そっか。

ほんとにデビューに箔をつけるためだけなんですね。

別に賞金出るとしても出ないとしてもそもそも出来レースに賛同しかねるからどっちでもよかったんだけど。

ふーん、って感じでw

でもやっぱり思うのは、

普通にそのヤラセが起こる時期に投稿してた人かわいそうだよね?ってこと。

大賞枠もう取られてるわけだし。

もし仮にわたしがその賞に応募してて、すでに大賞を受賞する人が決まっていたら、やりきれないどころの話じゃないよ。。。

純粋に何か月も費やして漫画を描いた人の気持ちはどうなるの?って話。

 

なんかモヤモヤしてきたのでそのまま聞いてみました。

 

「それって他の投稿者かわいそうじゃないですか?」

 

一瞬間をおいてその編集者は語った。。。

W受賞か。

なるほどな。

うまいことやるもんなんだね!

別に納得しませんけどねw

 

だけどこの質問によって

「自分には賞金でないけどそっちにはちゃんと賞金が出る」ということを友人に知られてしまったわけですね。

ちょっと友人微妙な顔しとったわ。

なんか得してるのかしてないのかわからないよねこの扱い。

 

しかもさぁ、もしもの話だけど何かの賞でW受賞してることがあったら

どっちかヤラセなのかなって思っちゃうよね!

 

。。。あ、ただのわたしの妄想なので真に受けないでくださいねほんとに。

漫画賞でちゃんと受賞した友人もいます

繰り返すけどほとんどの漫画賞はちゃんとしてると思います。

上の話とは別の友人がとある超有名少女漫画誌に投稿したことがありまして。

見事数十万円を獲得する賞をとったことがあるからです!

これはガチです。

コネとかもなかったし最後まで投稿する雑誌に悩んでいたのも知ってるので。

思わずその号買っちゃったくらいわたしも嬉しかった。

 

そして受賞の喜びとともに友人のもとに高額賞金が舞い込んだ。。。!

画材に費やすのかな?次回作の取材旅行に行くのかな?連載に向けてアシスタントさんを迎え入れる準備に費やすのかな??

実際よくわからないけど、担当さんがついて漫画家デビュー目前だからこんな用途なのかな?なんて他人事ながら夢が膨らんでしまいましたw

 

というわけで

「そのお金何に使うんー?」

とお祝いがてらサラッと聞いてみたところ

という現実的な使い道を即答されました。

 

\(^o^)/

 

いや全然いいんだけどね。

でも思わずツッコミましたとさ。

「夢がねぇー!www」って。

まぁ大人になるとね。こんなもんなんだよね。(o´艸`)

 

夢の対価

ヤラセ漫画大賞の元友人は実は漫画家になっていません。

やっぱり思うところがあったのではないかと思います。

(その漫画賞への作品も作らなかったそう。)

オマケのお話の本当に受賞した友人も、漫画家になっていません。

バイトをしながら作品を作り続けるのが難しかったそうです。

 

漫画家になりたいという夢を持つ人がたくさんいて。

そこにはいろんなビジネス的な思惑や大人の事情ってやつがその夢の数だけたくさん渦巻いてて。

美味しい話には裏があることもたくさんあるのかもしれない。

それを見極めるのってやっぱり自分でしかない。

でもわたしは漫画家って夢と希望ありきの職業だと思っている!

なるべくその夢を壊さないような世界であってほしいなと思うのでした(o´艸`)