後付けは大損?!~太陽光発電を諦める前に教えて欲しかった!

皆さまこんにちは、新・ぜんそく力な日常という実体験をもとにした絵日記ブログを運営している碧乃あか男です。

どうぞよろしくお願いします。

さて今回僕が紹介するエピソードは、11年前に建て替えした、我が家の太陽光発電にまつわるエピソードになっています。

今から11年前、中古で買った築25年の家を、とあるハウスメーカーで建て替える事にしました。

オール電化、太陽光発電、光触媒の外壁、制振装置など色々と装備をつけていたら、当初の予算よりはるかにオーバーしてしまったのです!

なんとか予算内に収める為、例えばクローゼットの扉を無くしたり、部屋の壁を無くし部屋部屋数(4LDKから2LDKに)を減らしたりと色々と工夫しました。

しかしなかなか予算内に収まらないので……
設置費約150万円の太陽光発電を諦める事にしました。

太陽光発電の分の150万円を節約し、無事に予算内に収まり、家を建て替えました。

そして…

家を建て替えた数年後の3月11日、あの東日本大震災が起きたんです!

僕の地域も震度6弱から震度5強を記録しましたが、家の方は制振装置のおかげか、棚の上の荷物が少し落ちた程度で済み、あらためて建て替えしてよかった〜と、痛感しました!

そして震災の後の津波により、福島の原子力発電所が被害に遭い、僕の地域も計画停電対象になりました。

我が家はオール電化の為、ガスが使えず、計画停電になると、何も出来ず、かなり苦労します。
昔UFOキャッチャーで取った、カセットボンベ式の小さなストーブで暖をとり、卓上コンロで調理できる鍋とかにして、なんとか対応していました。

太陽光発電があれば、昼間の停電の時なら、大丈夫だったよな……

太陽光発電ケチらなきゃよかったのかな……

なんてことを思ったりしました。

そして震災が少し落ち着いてきた頃、我が家に怪しい(?)リフォーム業者が訪ねて来たのです。

普段なら、そういう業者は断るんですが

「当社なら太陽光発電を、お安く付けられますよ!」

と言うので、とりあえず話だけでも聞く事にしました。
「国から補助金(当時の金額は忘れてしまいました)も出るし、売電価格も高いので、今すぐにでも契約した方がいいですよ!」

と、契約を勧めてくる業者……

見積もりで280万円、補助金で多少安くなるといっても、かなり高い!

建て替えの時は150万円だったし……

それに話だけ聞くはずが、契約を勧めてきているし……

「ウチはハウスメーカーで建てたから、長期の保証があって、それが他社でリフォームすると、保証が無くなるかもしれないから、担当の人に確認とらなきゃいけないんすよ!」

と、なんとかリフォーム業者の人には帰ってもらいました。

後日、今回の事をハウスメーカー営業担当のIさんに電話すると……
予想通りの回答が……

まぁ、これで、あのリフォーム業者の話は堂々と断れる!

そして担当のIさんに電話したついでに、もし今、そちらで太陽光発電を付けるとしたら、いくらになるのか聞いてみました。

建て替え当時は150万円だったし、補助金も出るし、150万円以下になるんだったら、この際、太陽光発電取り付けちゃうか?

そしてIさんは、リフォームの担当に聞いてみるとの事で、その日の電話は終わりました。

後日、リフォーム担当のOさんという方から電話があり、ざっくりとですが、太陽光発電の設置費用を教えてくれました。
250万円⁈

リフォーム業者とあまり変わらない!

建て替えの時は150万円だったのに!

あの時から数年経っているとはいえ、流石に値上げしすぎだろ!

Oさんに当時の事を話してみると……

そんな重要な事知らなかったー!

プラン外での太陽光発電の後付けは、値段が高くなると知っていれば、太陽光発電を諦めなかったのに!

なんで事前に説明してくれなかったのか!

これはもう、営業担当のIさんに言わなければ!

と!思ったのですが、実はこのIさん……

前の営業担当さんが辞めた為の引き継ぎの担当さんなんです!

最初の担当はUさんという方で、凄く真面目な人だったんですが、うっかりミスがあったりと、ちょっと頼りない方だったんです。

契約して、建て替えして、あと少しで完成だ!って時に、退職してしまって……

そして今の担当のIさんに引き継がれたんです。
当時は担当じゃなかったIさんに文句言っても仕方ないし…

ちなみに今の担当のIさんは、支店長をやったり、本部の一部所の責任者になったりと、かなりデキる人のようです。

最初っからIさんが担当だったら、太陽光諦めずにすんだのかな〜

まぁ、今さら遅いですけどね。

もし皆様が、家を建て替えたりする時に、予算オーバーなどで、どこかの装備を節約するか迷った時、後から付け足した場合の価格を確認しておくといいですよ。

長いお話を読んでいただきありがとうございました。

著者 : 碧乃あか男

はてなブログで体験談をもとにした絵日記漫画を更新中。Twitterのフォロワーは2万人を超える人気ブロガー。

Twitter : @MrAK1971

Blog: 新・ぜんそく力な日常