【仕事で大怪我してクビ】お金に困ったら労災や傷病手当金を!

これは私が仕事で大怪我をして、仕事を辞めることになった体験談です。

会社はどういう対応をしたのか?どうやって身を守るべきだったのか?
そんな反省を踏まえて話したいと思います。




なぜこんなにも高圧的だったのかと言いますと・・・
私が知人の紹介で入社した肩身の狭い存在だったからです。

つまり・・・こういうトラブルになると当然・・・
恩人である知人から「黙って辞めてくれ」と連絡がくるわけです。

もちろん私は言われるがまま、黙って辞めるしかありませんでした。

労働災害保険は絶対に使わない会社

自主退職が決まったのち、総務部長との話し合いが設けられました。
しかし・・なぜかあるべき『保証』が受けられませんでした・・

なぜか一度は会社側から「労災にする」「保障をする」と言っていたのに
突然「やっぱりできない」と言い出したのです。

そして会社は保険が適用できない理由をこう説明しました。
「これは仕事で負った怪我とは限らないよね?」
「だから労災が適用できないんだよ!」

ん?

ここ1年はほとんど休みもなく。毎日遅くまで残業続き。
会社と家の往復だけしかしてない。

外出する余裕もなかった。
毎日疲れ切って家で寝るだけ。

それなのに?
どこで?

首の骨が変形するようなことをするんだ?
背中の筋肉も大きく損傷している。

私がクソ忙しい仕事の合間にプロレスや格闘技でもやっていたというのか?
怪我の原因はオーバーワークしかない。

しかし私はもう怪我と肉体的疲労と心労でやけくそになっていました。

なので「わかりました」と全ての条件を呑んで、
なにもせず会社を去ってしまったのです。

紹介してくれた知人への義理もありますからね。

・・・さてさて、ここで想像してみてください。

30手前で仕事を失ったわけです。
さらに首と背中に大怪我を負い右手がシビレる状態。

せめて・・せめても
保証は受けるべきだったと思う。

さてさて。

ではその後、私がどうしたか?どうなったか?
軽く流れでお話ししましょう。

在宅ワークの収入だけでは生活が出来ません。
満足なリハビリを受けることも出来ません。

結局会社は「労災」を認めなかった。
しかし組合から「傷病手当金」という手当が出ることになりました。

実はこの手当すら、最初は「出さない」と言われて大揉めしました。

「えっそうだったんですね・・・」とはさすがにならなかった。

そんなワケあるか!
調べるともちろん大嘘でした。

さすがにこれはオカシイ・・
というか手当が無かったら本当に死ぬしかないと思ったので
調べてみると即ウソだとわかった。

散々怒ってやっと担当が変わりやっと頂く事になったのです。

(話が長くなりすぎるので今回は割愛します)

労働者はしょせん使い捨て

こうして傷病手当金が適用されました。

しかしここからも大変なことばかりでした。

「いつまで手当がでるのか?どういう条件で切られるのか?」
担当に何度聞いてもあやふやな返事しか返ってきませんでした。

仕事で大怪我をして辞めることになり、
無収入の状態で体が不自由な状態にも関わらず。
「手当はもう切るぞ!もう切るぞ!」と脅迫のような電話が毎月かかってきます。

切るぞ・・・切るぞ・・と言い続けられる恐怖。
手当が切られたらリハビルも生活も出来ません。

「えぐい」

いつ切られるかわからない手当をもらいながら・・・
いつ直るかわからないリハビリを続けながら・・・・

生きる方法を懸命に探さなければならなくなったのです。

で・・・そしてたまたま、
趣味で始めたブログをきっかけに
こういう書き仕事を頂けるようになったわけです。

現在は在宅でフリーランスをしています。

あの後、生きてこられたのは本当にたまたま。偶然です。
当初はほんとうに死を覚悟したこともありました。

減っていく貯金。きついリハビリ。動かないからだ。
過ぎていく時間。見つからない仕事。あまりに厳しすぎる。

●実は申請できた労災~なぜ会社は労災にしないのか?~

当時私は労災について全く知識がありませんでした。
上司に言われた通り「労災はおりない」と信じ込んでいたのです。

しかし実は「労災か?どうか?」は会社が決めることではありません。
労災基準監督署(労基)が決めることなのです。
本来、業務が原因で起きた怪我や病気であれば、労災が認められます。

自分で申請して、認められれば・・・ぜんぶ「ろーさい」

私の場合はちゃんと診断書もありましたので、
会社が拒否していても自分で申請さえすれば認められていた

かもしれません。

もし労災になっていたらどうなっていたか?
『3年あまりの治療にかかったお金を全額国が負担』してくれるはずでした。

さらに、働けない間は
『今までの給料の8割の額』をもらうことができたはずでした。

つまり私が頂戴した傷病手当金(毎月給料の〇割もらえるだけ)
というものより断然良い保証が請けられたはずだったのです。

あまりに無知で。
投げやりな判断をしてしまったと思います。

ちなみに調べてみると・・・
上司が怪我を認めず辞めさせたかった理由。
総務が労災を認めたく無かった理由。
組合が傷病手当の申請を認めたく無かった理由。

こういったものも見えてきました。
それは・・・・
▼だいたいこんな感じだろう

みんな・・・

みんな首の骨をヘシ曲げて、
サバンナに放り出されて欲しい。

え~・・・・・とにかく
私は会社や組合の都合の良いウソに丸め込まれて殺されるところでした。
(そう言っても大げさでも無いと思う)

きっと私と同じように怪我をした労働者が何人も何人も・・・・
ずっと昔から騙されて使い捨てにされてきたんだと思う。

当たり前のことを言いますが、
自分の身は自分で守るしかありません。

仕事中にケガをした時、投げやりにならず。
会社の言うことを鵜呑みにせず冷静に対処して欲しい。

使い捨てにされる労働者が
少しでも減る事を心から願っております。

おわり

著者 : ハルオサン

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